Telegramで簡単にDeFi体験を提供する新たなサービス「MoaiCash」
こんにちは。
今回はDeFiをよりカジュアルに提供するTelegram上のサービス「MoaiCash」についで記事を書いていきます。
Telegramをベースにしてガス代もかからないため、オンボーディングコストが低くかなり手軽に始めることができる体験になっています。
目次:
MoaiCashの概要
主な機能と特徴
MoaiCashがもたらすDeFiへの影響
まとめ
MoaiCashの概要
MoaiCashは、Telegramアプリ内で簡単にブロックチェーン取引を行えるツールです。複雑なウォレットの設定やガス代を気にせずに、送金やトークンスワップ、リクエスト、ギフト送信などがシームレスに行えるため、DeFi初心者でも簡単にブロックチェーン技術を体験できるのが特徴です。
普段の会話と同じ感覚で利用できるため、ブロックチェーンの難解さを感じずにDeFiの世界に触れることができます。
主な機能と特徴
MoaiCashには、初心者でも直感的に操作できるユーザーフレンドリーな設計が施されています。以下は主な機能です。
ワンクリックでのトークンスワップ:複数のブロックチェーンを跨ぐトークンのスワップが可能で、通常の手数料がかかりません。ネイティブトークンも保有しておく必要がありません。
リンクによるトークン送付:Paypayのようにリンクを生成して送金をすることができます。アドレスをコピーして、GOXするというミスも起こらない安心設計です。受け取られると受け取ったことをチャット上で知らせが届きます。
手数料無料:MoaiCashでは送金やスワップ手数料が無料のため、小額の取引でも気軽に利用できます。
また、気になっている点がネットワーク/トークンアブストラクションなUIです。これは運営が明言しているわけではありませんが、筆者個人として気になっている点です。
ウォレットを立ち上げた時にネットワークや細かいトークンの羅列がなく、USD表記のみがされています。もちろん、その内訳を見ればどのネットワークかどのトークンかというのはわかります。
既存のウォレットでは、トークンが羅列され情報量が多くなっているため、一目に触れる情報が減っているのは初心者にも手軽に感じました。
初心者に向けて設計されたインターフェースと無料の取引手数料により、DeFiの敷居が大幅に下がり、Telegramユーザーであれば誰でも利用できる利便性が実現しています。
MoaiCashがもたらすDeFiへの影響
従来、DeFiの利用にはブロックチェーンやクリプトの知識が必要で、設定も煩雑でした。しかし、MoaiCashはTelegramのように多くの人が使用するチャットアプリ内でDeFiを提供することで、初心者でも手軽に利用できる環境を整えています。
このように、既存のSNSインフラを活用することで、新規ユーザーがDeFiに参入しやすくなると同時に、ブロックチェーン技術の普及にも寄与しています。
ただ、現状swapする際にルートが見つからなかったり、ウォレットの立ち上がりが不安定なこともあります。
まとめ
MoaiCashは、Telegram上で手軽にブロックチェーン取引を実現することで、DeFiを一般のユーザーにも身近なものとしています。
これからプロダクトがブラッシュアップされていくことで、より体験が洗練されていくことが期待されます。