【5分で読める!】2025年3月17日週の市場トレンド
おはようございます!こにちゃんです。
2025年3月17週のweb3のトレンドが分かるレポートです。
構成は以下になります。
CoinSharesの週次レポートから読み解くマクロ市況
マインドシェアと市場トレンド
Pump.funが分散型取引所「PumpSwap」を立ち上げ
NFTブルーチッププロジェクト「Azuki」、新作トレーディングカードゲームを発表
フィンテック企業Robinhoodが予測市場ハブを立ち上げ
博報堂が、岡山県でWorld IDを用いた地域活性化プロジェクト『World・奉還町商店街』を始動
CoinSharesの週次レポートから読み解くマクロ市況
デジタル資産投資商品からの流出は5週連続で、総額17億ドルとなり、このマイナスの不況期間中の流出総額は64億ドルとなり、流出は17日連続となった。
ビットコインはさらに9億7,800万ドルの流出を記録し、過去5週間の流出総額は54億ドルとなった。
以下の画像の「Flows by Asset」で、Bitcoinの「Week flows」の「-978m$」にて確認できます。
Binanceはシード投資家の撤退によりAuMのほぼすべてが消失し、AuMはわずか1,500万ドルしか残っていません。
マインドシェアと市場トレンド
2025/3/23(日)時点でのdexu.aiのマインドシェアのTOP3は以下になっています。
L1 41.85%
Tokenless 12.83%
Memecoin 7.69%
L1プロジェクトとしては、先週に引き続きBTC、ETH、SOLといった時価総額上位の銘柄から、EVMのL1チェーンであるSonicやEVM対応されたHyperliquidが注目を集めました。
先週と違い、MONADの注目が薄れ、BNBやBERAに関心が集まりました。
Tokenlessとしては、先週に引き続きBase、Monad、Abstractが注目を集める中、megaETHとmemecoinローンチパッドのPUMPなども話題になりました。
memecoinとしては、先週に引き続きcoinbaseから上場廃止となるGIGAとTurboが注目を集める中、PumpSwapという分散型取引所を立ち上げたPUMPが一番の注目を集めました。
Pump.funが分散型取引所「PumpSwap」を立ち上げ
Pump.funは、ソラナ(Solana)ブロックチェーン上で独自の分散型取引所(DEX)「PumpSwap」を2025/3/20に正式に立ち上げました。
これにより、トークンの移行時に必要だった6SOLの手数料が廃止され、ユーザーは即時かつ無料でトークンを移行できるようになりました。
また、取引手数料は0.25%で、そのうち0.20%が流動性提供者に、0.05%がプロトコルに分配されます。この新たなDEXの導入により、Pump.funはRaydiumなどの競合他社との競争力を強化し、ソラナエコシステム内での地位向上を目指しています。
NFTブルーチッププロジェクト「Azuki」、新作トレーディングカードゲームを発表
NFTブルーチッププロジェクト「Azuki」は、2025年内に独自のトレーディングカードゲーム(TCG)をリリースする計画を発表しました。
最初のアルファ版スターターデッキはAzukiコミュニティ限定で予約受付が開始され、今年後半には一般向けにもリリースされる予定です。
今後の情報は専用のX(旧Twitter)アカウント(@AzukiTCG)で発信される予定で、ゲームの詳細や新カード、イベント情報などが告知される見込みです。
フィンテック企業Robinhoodが予測市場ハブを立ち上げ
2025/3/17にRobinhoodは新たに「予測市場ハブ(Prediction Markets Hub)」を立ち上げ、ユーザーが経済、政治、スポーツなどの現実世界のイベントに関する予測市場に参加できるようにしました。
このサービスはCFTCに登録された取引所KalshiEX LLCを通じて提供されており、例えば米連邦準備制度の金利決定や「March Madness(大学バスケットボールトーナメント)」の勝敗などに賭けることが可能です。
Robinhoodはこの取り組みを通じて、ユーザーに新たな投資・情報参加の形を提示し、金融リテラシーと市場理解の促進を図っています。
博報堂が、岡山県でWorld IDを用いた地域活性化プロジェクト『World・奉還町商店街』を始動
博報堂は、デジタルIDシステム「World ID」を活用した地域活性化施策として、岡山県岡山市の奉還町商店街振興組合、協同組合西奉還町商店会、そして岡山発のWeb3スタートアップである株式会社KAMP.と連携し、「World・奉還町商店街プロジェクト」を2025/3/15より開始しました。
このプロジェクトでは、専用デバイス「Orb」を用いて実在する人間であることを証明するWorld IDを取得し、商店街の約120店舗で限定クーポンの取得など、デジタルとリアルが融合した新たな体験を提供します。